整体の基本的な流れ

腰痛や肩こりなどの不調があると整体に行く人は多くいます。しかしまだ行った事がないという人は、整体がどんな場所でどんな施術をするのか不安なこともあるでしょう。

整体=体をバキバキ鳴らしながら矯正するところ」というイメージを持つ人も少なくないので、この記事では整体での施術の基本的な流れや方針を解説します。

整体の基本的な流れと施術方針

まず整体での流れですが、以下のようなプロセスで施術が行われます。

  1. 予約して来店
  2. 患者の基本情報や抱えている症状を問診表に書く
  3. 着替え(店による)
  4. ヒアリング(施術担当に症状を伝える)
  5. 体の状態をチェック
  6. 施術
  7. 日常生活における注意点などのアドバイス
  8. 終了

おおまかに言えばこのような流れで進んでいきます。病院やエステなどと同じく、体の現状について担当者に伝えて適切な施術を行ってもらうというプロセスになります。

整体の施術方針

一口に整体と言っても、広義における整体には様々な種類があるため、施術方針は店によって異なります

例えば整体とカイロプラクティックとはよく混同されますが、カイロの中には骨をボキボキさせて施術する店もあります。一方もっと静かな感じで施術するところもあります。

方向性や手法によって施術のコンセプトは異なるので、自分が望んでいる方向性と同じ施術を心がけている施術店を選択すると良いでしょう。

例えば姿勢矯正に力を入れているのか、スポーツ整体を主軸にしているのか、痛みのケアを中心にしているのかなど、あらかじめ患者自身もコンセプトを明確にしておくと良いです。

とはいえ整体全般に共通している施術方針もあります。それは体全体のバランスを整えることです。整体では体の歪みを整えて体調を改善することを大事としています。

そのため血液やリンパ、骨盤、背骨など体の全体と結びつきのある部位を重要視します。ですからどの施術店を選ぶにしても、最終的な目的は同じと言っても過言ではありません。

整体の知識を自分でも会得しよう

整体師にならないとしても、慢性的な体の歪みや痛みに悩まされているのであれば、整体師関連の民間資格を取得するのは良いことです。

資格取得によって体のつくりに関する知識や整体に必要なノウハウを得ることができるからです。整体の知識を自分でもある程度持っているなら、整体で受ける施術をよりよく理解することができます。

整体の民間資格にはいろいろな種類がありますが、以下のような資格は比較的取得しやすいです。

整体セラピスト ゆがみ矯正インストラクター
日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)主催 日本インストラクター技術協会(JIA)主催
公式HP:https://www.domap.net/biyo/seitai/ 公式HP:https://www.jpinstructor.org/shikaku/seitai/

どちらの資格も在宅受験で取得できるので、興味がある人はぜひ公式HPをチェックしてみて下さい。