受験生にとって疲労は大敵
毎年冬から春の時期にかけての受験シーズンが始まると、多くの受験生が机にしがみついて何時間も勉強をします。
受験生の忙しさは日本だけでなく他の国でも共通していることですが、そんな受験生の多くは疲労を感じています。
受験生は長時間座ったままで勉強します。また受験にまつわるプレッシャーが多いせいかストレスも多く抱えます。
このような状態のせいで筋肉が凝り固まってしまい血行不良が起きると、脳には十分な酸素や血が供給されません。そうなると当然脳のパフォーマンスは落ちてしまうでしょう。
ですから受験生が適度に疲労を解消するのは健康のためにも学業のためにも大切なことです。
受験生にしてあげられる疲労解消整体術
受験生は首や肩や腰のコリなどを感じやすいでしょう。そこで首から腰にかけて体をリフレッシュするための整体術をいくつかご紹介します。
首のコリをリリースする方法
- 椅子に座って背筋をピンと伸ばす
- 両手を後頭部で組む
- 手で頭を前に倒していき首を延ばす
- 20秒ほどそのままでいる
肩こりのリリース方法
- 両手の指先を鎖骨付近に当てる
- その状態でひじを大きくゆっくり回す(後ろと前両方に回す)
- 肩甲骨を大きく回すイメージで前後10回ずつ行う
背中のリフレッシュ方法
- 椅子を前にして立つ
- 椅子の背もたれに向かって両腕を伸ばす(腰付近を垂直に曲げてL字型にする)
- 背中は反らさずに上半身を後方に引いていく(猫背を解消するようなイメージで行う)
腰のコリのリリース方法
- 椅子に浅く座った状態で背中を前に倒す
- 両手を脚の内側に入れてそれぞれの足にからめる
- おなかをへこませて腰を後方に引く
これらの整体術を実践すると、首から腰にかけてのストレッチになり疲労解消効果が期待できます。
受験生は眼精疲労にも注意
最近はインターネットの情報を学習時に利用している学生も多いと思いでしょう。ずっとパソコンやスマホの画面を見ていると目が疲れて疲労してしまいます。眼精疲労は頭痛や肩こりの原因にもなるので適度にリフレッシュすることが大切です。眼精疲労を解消するのによい整体術もご紹介します。
- 清明つぼを刺激する
- 清明つぼは鼻と目の端との間にあります。ここを刺激すると眼精疲労に良いとされています。
- 太陽つぼを刺激する
- 太陽つぼは眉の外側の端の下にあります。これも目の疲れに良いとされています。
目の疲れを感じたら時々これらのつぼを刺激すると良いでしょう。